ゆかり見聞録

多趣味な低スペック人がゆかりの紋章を探し求めて描き続ける冒険記録

「英断」にえいっ!だーんっ!!

スゴくイヤな気分にさせることを言います。始めに言います、炎上商法的なの狙ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから言うことは私が「アソビストア先行/ゲーム先行/CD先行/一般その全てにおいてチケットを取れなかった人間」であり、「今回の中止で特にダメージを受けなかった人間」である以上、「妬み」などではないことはわかっていただけるかと思います。

 

「英断だと思います。」

 

これ、何のために言っているんですか??

言葉っていうのは難しいもので「ありがとう」「好き」「愛してる」なんてポジティブな言葉を言った場合でも人を傷つけることがあります。人を傷つけてるのは実は言葉じゃなくて状況とか発言者自身だからです。

「英断だと思います。」、これも同じです。もちろんTLでこの言葉を見かければオタクを傷つけちゃう場合があるってことは承知の上だと思いますが、そろそろ運営に対しても「ねぎらい」にならないかもしれないってことは考えられなきゃいけないと思います。

仕事をしてて重大な決断をして、不利益も被りながら発表して、世のオタクから口々に「英断だと思います。」なんて言われたらウザくないですか??

 

もちろん、ねぎらいになってて「良かった~納得してくれてる~」って広報担当の方は思ってるかもしれません。別に今回は「英断だと思います。」と言うな、という話ではないのです。

 

初めにも言いました。「英断だと思います。」、これなんのために言ってますか??ホントにねぎらおうという気持ち、ありますか??

ねぎらおうと言う気持ちがあるなら、文面もうちょっと考えませんか?なんでみんな「英断英断」言ってるんですか?

誰かの言葉真似してるだけじゃないですか?「文才ないから」とかって言葉に守ってもらおうとか今考えませんでしたか?

運営に従える人間、それだけで偉いだとか思っちゃってませんか??

 

それはね、悪いことじゃあ無いんです。人間ってそんなもんなんです。悟ってるようなこと言ってるけど、私も同じです。自分じゃ気づけないけどここまで読んだあなたは私の中の矛盾点やこの文章の突っ込みどころなんていくらでも見つけてるでしょう。だったらそれを言葉にすればいい。ブログを書いて、あるいはTwitterでそれを指摘すればいい。そうやって人間は発展していくんです。

でも、指摘するなら絶対に文章化してください。目には目を、歯には歯を、文章には文章を、です。言葉の矛盾は言葉でしか指摘できません。

実は文章化は私にとっても苦手なことです。次々に考えたことを文章化していく、それができなかったから私は昨年大学の卒論を書けませんでした。生きてく上でも絶対に必要なことだから、絶対に他でもない自分の言葉で文章化することをしてほしい。

その時、文才ないとか語彙がないだとか言わずにとりあえずやってみて欲しい。足りないなら自分で言葉を作ればいい。それを恐れてたらいつまで経っても文章なんて書けないし想いは伝えられません。

 

私は人間として今ホントに底辺にあります。卒論は書けなかったし、こんな屑みたいなことを言ってる。マウントを取りたければ取ればいいし、矛盾を指摘したければすればいい。

 

話を戻します。

あなたは、なんのために「英断」だと言うんですか?

ねぎらおう、称えようという意思が本当にありましたか??

私の経験則から言えば、何かを発言する時、「こんな想いを伝えたい」なんてことを考えて言うことなんて滅多にありません。それこそ告白、ぐらいなもんじゃないでしょうか。

もし、ねぎらいたい、称えたい、そういう風に考えもせず発言しているのであればそれはあまりに失礼ではないでしょうか。

だってこの未曾有の大危機に辛い決断を強いられ、発表をしたというのに──私も英断だと感じてはいるのです──雑な言葉を投げかけるのはいかがなものかなー、と。

 

ちゃんと考えて発言してたとしても、みんなそろって「英断だと思います。」はねぇ。ちょっと。

どうせ前にも言ったから変換候補に残ってたんだろうし、初めて言った時は先にリプライをしてた誰かの「英断」を見て言ったんだろうなあ、としか。

悪いことじゃないんだけど。一度見ちゃったら深層心理には残っちゃうだろうし、「英断」って言っちゃうよなあ。悪いことじゃないんだけど。

運営は見てもいい印象なんか持たないよね。悪くもないけど。なんのためにそんな意味のない言葉吐いてるんだろうなあ。

誰かの言った耳障りのいい言葉なんかじゃなくて自分の言葉で喋ろうよ。

 

初めに言った通り、言葉は状況とか発言者によって意味を変えます。「トイレ」って言葉には「用を足すところ」ってぐらいしか意味はないけど、幼稚園児が先生に言う「せんせートイレ!」は「トイレに行きたい」って意味があるなってわかりますよね。

炎上商法的なのを狙って書かれたこの文は皆さんの心を不愉快にしたと思います。では、あなたは何を狙って、何を思って、誰を想って何を発言しますか??

 

この文章に賛同なんかしなくていい。むしろ賛同なんかしないで欲しくって、この文を読んで自分ならどう考えるか文章化して欲しい。教えて欲しい。

 

私たちの口や手にはウィルスと同じぐらい恐ろしい毒がある。私たちはいつでも人に毒を塗ったくって、傷つけて、場合によっては殺して生きてる。今さら「被害者面」も「加害者になっちゃうかも面」もしちゃいけない。

 

あ、あとそこで「お気持ちお気持ち」騒いでるヤツうるせぇ。そうやって誰かの言った耳障りのいい(あるいは耳障りの悪い)言葉で茶化してばっかじゃなんにも変わんねぇぞ。

今のインターネットオタクの日常。はみ出したヤツを誰かの言葉で茶化して叩く。「叩く」って行為は「はみ出した」行為だからこれ以上「はみ出さない」ように「誰かの言葉」で叩く。そうやって自分の責任から逃れようとする。ふざけんな。

 

ライブの後も、感想も喜びも、場合によっては怒りも、誰かの言葉じゃなくて自分の言葉で伝えて欲しいと思う。切に願う。

【よくあるオタクの】初ツーショットレポート

※この記事は2019年9~10月に書かれたものです。

 先日、福岡で行われた『サンドリオンイベント第24弾「出張版☆超サンドリ・オン・ステージ~福岡でライブやるばい~」』に参加してきました。

 そこで成海瑠奈さんとツーショットを撮ってもらえる機会があったので、ありがちなやつですが定番なレポートをしていきたいと思います。

 3000円につきツーショット1枚、4000円で囲み1枚(数量少)となっており、12000分の買い物をし、4回分のツーショット券を獲得しました。

 ツーショットも成海さんとの接近機会も初めてだったのでガチガチに緊張してて、なんとか話したりとかできるようにまずはポーズだけは先に考えました。

・互いに背中を預けて銃を構えたポーズ

・窓際で一緒に星を見るポーズ

・船長と船員(私)の敬礼

・ドロー!!

 まあでも、考えてたからって上手くいくわけないですよね......。

 

~本番~

私 「カメラに向かって銃構えてかっこよく撃ちたいです!!」

成 「おっけ~」

 

↑ちょっとポーズのイメージ変わっちゃってるけどここまでは大丈夫

 

成 「2枚目どうする??」

私 「一緒に星見たいです!」

 

↑よく考えたらどんなポーズかよくわかんないし、説明不足すぎる

 

成 「うーんと、じゃあ星座見たいから指差して星の場所教えて、私に!」

私 「!?!?!?!?うん!?!?!?!?見よう!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

 

↑説明不足すぎる私のリクエストに完璧すぎるシチュエーションをつけてくれる成海さん。既に首をこっちに傾げながら空を仰ぐポーズまでとってる。物理的にもシチュエーション的にも距離感が完全に掴めなくなってしまって壊れてしまう私。メチャメチャ慌ててしまってこの後の会話は一切覚えてないです。「うん見よう」ってなんだよ。

 

~その後~

 記憶はありませんが、完全にトんでしまっててポーズも頭から抜けてしまいました。「とりあえず普通にピースで~」っていう一番しょうもないやつをやりました(この前のスタヴァでこの話出た気がする)。4枚目も完全に死んでたので何かポーズをお願いした気がします。結果的に向かい合って手を合わせる(当たってはないけど)ってポーズになりました。凄く可愛いです。

 

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↓以下、加筆分

 あれから半年。Reバース講習会に17回参加、接近自体も20を超えましたが未だに慣れません。「星の場所教えて」みたいなの来たらまた死んじゃうんだろうなあ。

 規模が大きくなって特典会の回数もあの時以上に少なくなってはいるようだけれど、また機会があればリベンジしたいです。前回やりたかったポーズに加え、こういうのもアリかな~っていうポーズが思いついたらメモ帳に残しつつ、今日も私は生きています。

ルナティック・オライオン

 先日、Reバース講習会 和歌山の握手/お渡し会にて唐突に自分語りがしたくなった(やめて欲しい)私は成海瑠奈さんに自分の体験を語りだした(マジでやめろ)。

 

 これまでそんなに接近とかして来なかった私にとって特典会とかってどんな話するのが普通なのか、みんなどんな話してるのか全然わからない。しかし、特典会での自分はと言えば悪い事ではないがどうも「当たり障りのないこと」ばっかり言ってて面白みがない気がした。

 自分語りが良いことかというと正直あまりいいこととは思えないが、自分がどんな思いでオタクをしているのか、ここに立っているのかを「好き」とか「可愛い」以外の言葉で伝えたいと思ったのである。

 

 もちろん、30秒という極々短い時間の中では全てを語れなかったし(ディレクターズカット)上手く言葉を紡ぎ出せたかどうかも覚えていない。何度やってもこればっかりは緊張する。

 そんな中、私の手を最後まで握って話を聴いてくれた方がいた。私の推し(※1.)である。

 30秒の時間ギリギリで剥がされそうになる。自分も真っ正面を外れて、右側(※2.)へとはけようとする。その、最後の最後まで手を握って話を聴いてくれたのである。

 

とても嬉しかったです。

 

 その30秒で、そして和歌山での1日の間で語りきれなかったその「体験」は、話す機会が失われてしまった。もちろん、この程度の話で感動できるのは当人である私だけだろうし、別に誰も聴きたくもないかとは思う。

 語られることは無くとも、他の誰かの心に残るようなものでは無くとも、これはそんなオタクの時を越えた旅の物語である。

 

 2017年12月29日、私は初めて1人で横浜で行われたイベントに行った。

 大分生まれ/島根からの遠征民が初めて1人でやってきた横浜はやっぱり都会で、道もわからなかったし、なんか自分の場違い感が際立った。イベント自体もまだ自分にとって3件目で、やっぱりわからないことだらけだった。

 

 ここでは関係無いので内容にはいずれ別の機会で触れるとして、私は凄く感動した。どのくらい感動したって帰りにiTunes CardとGoogle play cardを同時に買ってホテルに帰るぐらい(?)には感動した。帰りの中華街で大量に半ば押し売りされてしまった天津甘栗に愛着が湧くほどに感動した。

 

 ライブハウスで行われたイベントが終了すると、速やかな退出が促された。名残惜しさを感じつつも、演者だけでなく、オタクに、スタッフに、そして箱そのものに「ありがとう」と感謝しながら外に出る。夕暮れ時に入ったライブハウスの外は、もう既に夜だった。

 その日は晴れだった。雲ひとつないその空には見知った模様があった。砂時計のような形にベルトのような三連星。宮崎に住んでいた頃宿題で観測したアレ、そう、オリオン座である。あの時はタイミングよく、ちょうど大分の山の中に居たため空気が澄んでいてその宿題はとてもいい出来だったと記憶している。

 オリオン座は88星座の中でも比較的観測しやすい。そのため、理科の授業などでもよく取り扱われ、形自体もよく覚えていた。

 田舎から都会へやって来て感じていた自分の場違い感。その上1人でイベントに来るのも初めてでそれは既に「疎外感」にすらなっていた。

 だが、「横浜にもオリオン座が輝いていた」。当たり前だが、その事実に私は涙した。その涙で滲む月光。オリオン座も月も、星達は皆、どこにいても照らしてくれるのだ。

 それからというもの、イベントやライブの度に会場からの帰りに各地で星を見た。オリオン座を発見するといつも安心できたし、月はいつも狂おしいほどに美しかった。赤い月も白い月も、黄色い月も、三日月も満月も、いつも違った美しさを見せてくれて、連番者に投げかける「今日の月めっっっっっっちゃ綺麗じゃない??」が口癖のようになった。

 

 実を言うと、その時のイベントの会場は「横浜ベイホール」だった。

 

 時は流れ、2019年12月23日。その「横浜ベイホール」でライブがあった。そう、「聖☆ドリオンパーティ2019」である。同じ12月。同じ会場で。内容に関してここで触れるのは無粋というものなので別の記事を参照されたし、だが結果的に凄く感動することになる。2年前と同じステージの上に、2年前と同じ柱に邪魔されながらもあの日と違う楽しさを貰ったのだった。

 ライブを終えて外に出る。脳内に残り、響き続けるキラーチューン。眠らない街、横浜はやっぱり都会で、今宵もどこまでもネオンが続く。夜なのに明るいこの街を、それでも照らす光が夜空に。その名はオリオン。その名は月。2年前と変わらずに横浜に輝くその光に「もう世界に煌めいてるじゃん......」と涙した。

 

 私の歴史は繰り返す。1度目は喜劇として。2度目もやっぱり喜劇として。

 

貴女が好きです。

 

(この記事は2020年2月16日に和歌山県のマナソース様で行われたReバース全国講習会600内の握手/お渡し会より一部抜粋、加筆・訂正を加えたものです。)

 

※1.本稿の執筆時、「推し」とはなんなのか、成海瑠奈さんは私にとっての「推し」にあたる存在なのかを悩んでおり、答えを未だ出せずにいるが、便宜上このように記述した。

 

※2.一般的に「人類の約90%は右利きである」と言われており、右手同士で握手をする都合上、握手会の列は左から形成することが多い。ここで言われている「右側」とは客側である私から見て「右側」のことを表しており、握手会を終えてはける方向を表している。余談だが、左利きのキャストさんの握手会で意図的に列形成を右側で行う事例はあるのだろうか。今後の課題の1つである。

【ご報告】

 

この度、私ローリエはReバースの大会にて猫ヶ洞青軸のデッキで優勝することを成海瑠奈さんと約束させて頂きました。

 

未だ商品も発売されておらず、大会がどのような形式で行われるのか、そもそも大会が行われるのか否かも不明ですが、たくさんの良い報告を届けられるよう精進して参ります。

 

未熟な身ではございますが、どうか見守っていただけますと幸いです。

 

今後とも宜しくお願い申し上げます。

WUGファイナル前夜、WUGちゃんとは関係のない唐突な自分語り

3/7、夜27時。15時間後のファイナルライブを前に私は眠れぬ夜を過ごしていた。

ずっと行きたかった。でもなかなか行ける機会は無かったし、とうとうファイナルライブである。

この日、私は走馬灯のように(死ぬな)駆け巡る思い出の中にWUGちゃんとはほぼ関係の無い大切な記憶を見つけ、自分のもう1つのテーマを意識することとなる。唐突な自分語り、普段Twitterではあまりしないようにしているのだがこの日ばかりは溢れた。誰も興味はないと思うけれど、これはそんな記録。

 

 

脚の痛みかいわゆる「遠足の前日の小学生」的なものか、はたまた頑張ろうと昨日の夜飲んだエナジードリンクのせいか全く眠れないので深夜テンションで少しだけ思い出を語ろう。自分語りは嫌われるものの1つだと思うけれど美味しいらあめんを食べて饒舌になっているのだ。許してくれ。

 

3,4年ほど前、私の故郷にはリサイクルショップがあった。リサイクルショップ程度なんのことはなくどこの町にも大抵あるのだが、田舎町のその店は学生達にとって待ち合わせ場所だったり、暇つぶし場所だったりと大切な場所だった。カードショップのない町の数少ないデュエルスペースもここにあった。

中学生になり、校区が広がってその店が校区に入ると私は毎日のようにそこへ行った。大抵のリサイクルショップがそうであるように、中古だけでなく新品も取り扱っており、ゲームもCDもカードもほとんどここで買った。中学〜高校の私が通っていた時期、あの店で1番買い物をしていた(金額考えなければ)のは私ではなかっただろうか。完全に常連だったし、よく店員さんとも会話をしていた。
レジにいた店長さんの目には私はどのような人間に映っていただろうか。バトスピを買ったりヴァンガードを買ったりデュエマを買ったりバディファイトを買ったり。CDだって昭和のロボットアニメ系を買ったりジャニーズばっかり買ったり、AKB48のCDを買ってた時期だってある。
1番買ったのはプリキュア関連だっただろう。あの頃買ったDSのソフトが今見ると凄く安くなってて寂しくなる。
あれは高校2年の頃だっただろうか。その店が閉店するという噂が広まった。ただの噂だろうと思っていたけれど本当だった。

売り尽くしセールで一定金額以上の購入で玩具などが貰えた。中日ドラゴンズのかなり古いカードを頂くと店長さんが嬉しそうに当時の話をしてくれたのをよく覚えている。店長さんは父親くらいの世代だった。

店が閉まって2,3ヶ月後、学校帰りに道端で店長さんと遭遇した。ひどく疲れていてやつれているように見えた。店長さんは私に気がつき話をした。家族を養わなければいけないのに次の職業が見つからないこと。失業手当もどこまで続くかわからず不安なこと。高校生の客にするような話ではないが、家族には絶対に言えない不安、他に話せる人もいないのだろうと感じた。でも私は何も出来ず、何も言えずに別れてしまった。

数ヶ月後、その店の跡地はトンカツ屋さんになった。学生の待ち合わせ場所には絶対ならないような店だが、興味はあったので家族で訪れた。そこにはリサイクルショップの店員さんがいた。
さらに、その数ヶ月後には近所に寿司屋が出来たがそこにはかつての店長さんの姿があった。店の中での立ち位置は店長であった以前と異なりかなり下であるように見えたがそこで働く彼は活き活きしているように見えた。いい職場だったのだろう、と感じた。
私は、自分の故郷である町に何か見えない力ある風が吹き始めているように感じた。

 

とまあ色々話してきたけど何故こんなことを思い出したのか。
最後にその店を訪れたとき私はとある出会いをすることになる。ポスターがあったのか何だったかそこまでは記憶していないけれど「Wake Up, Girls! 七人のアイドル」の画像(アイドル、やらせてください!のやつである)が気になってしまったのである。

今は散々遠征をしてライブに行ったりしてるけれど実は友達からシンデレラ5thの話を聞いた後、一昨年の夏がはじめての遠征だった。それまでの自分は「自分はライブに行くような人間じゃないし、行くべき人間でもない」って無意識に思っていた。

だけど「ライブに行くべき」「資格」とか「権利」ってなんなんだろう。

チケットを当てることか?

レギュレーションを守ることか?

周りの人に配慮できることか?

そんなことをずっと考えてた初ライブの前に頭の中に「WOO YEAH!」の歌詞が流れてきたのをよく覚えている。初めてでアウェイ感を出している、いやアウェイ感しかなかった私に呼びかけてくれた。

私がアウェイ感を出したとしても出さなかったとしてもライブは始まり終わって行く。そして演者達は客がこんな迷ってばかり、悩んでばかりの私であってもウェイなパリピであっても最高のパフォーマンスをきっと見せてくれる。極論私がチケットを当てられなくて行けなくとも、レギュレーションを違反しても(勿論違反しちゃいけないし、するつもりもないが)きっと最高のパフォーマンスをするに違いない。

でもだからこそ、最高のパフォーマンスを見せてくれる彼等を紳士で真摯な態度で応援したいと思うし、みんなのために最高のエンタメで魅せてくれるツインテ担当ヘタレ天使を全力で応援したいと思ったのだ。

ライブに行くって「行くべき」とか「権利」とかそういうことじゃあない。

私が今「アイドル」に強い関心を持っているのも地域とか地方がイキイキするってどういうことだろうって考えるのも何故か━━━きっとそれは私の将来にもなんらかの影響を及ぼすだろう、例え望んだ職に就けなかったとしても、だ━━━その答えはきっとあの店に通った、友達と過ごした、WUGちゃんと出会えた青春の中にあるのだと思う。

 

Twitterに投稿した内容に加筆・修正を加えたもの。それならもうちょい文章として前後の文の繋がりをはっきりさせるべきではあるが。

このブログを再スタートさせるにあたり、最初の記事は「1年間ライブ/イベントに参加して思ったこと」にする予定だった。だが、内容がまとまらず、1年半経った今でも投稿していない。

しかし、結局言いたかったことは今日のこれなのだろう。WUGほとんど関係ない話で本当に申し訳ないのだけれどこの記事、この文章はこの1年半の私の総括である。誰得でもない(私すら後で読み直して恥ずかしくなりそうだ)こんな文章だが、これを書いて私の中で何かがまとまったようだ。眠れずに書き始めた文章だったがここまで書き終えて眠くなってきた。

 

おっと眠いなんて言ってられない。そろそろ時間じゃあないか。徹夜はいかん。さっきちゃんと寝たから安心だ。これを12時間後の私と、私と同じく「自分はライブに行くような人間じゃないし、行くべき人間でもない」と思ってる全ての方に贈る(贈られても困惑するような駄文だろうが......)。